一般的に、光回線は、インターネットのハードユーザーしか関係ない、と思っている方が多いようですが、本当にそうでしょうか?
スマホは、実はWi-Fi環境ナシで持ち続けていくためには少し知識が必要で、あまり知識がない人は光回線を契約した方がいい場合もあるし、固定電話しかない人でも光回線を契約した方がお得になる場合もあります。
今回は、「どんな人が光回線を契約すべきか」というお話です。
1.パソコンを使う
これは誰でも想像がつくことだと思いますので割愛します。
2.高いスマホ料金を払っている
皆さんのスマホ料金はおいくらですか?3,000円?5,000円?
5,000円以上払っているシニアの方は、光回線の契約を検討した方がいい場合が多いですよ。
3.固定電話を解約するつもりはない
光回線を契約すると、特に電話機を買い替える必要もなく固定電話も「光電話」が使えるようになります。基本料金が550円になり、通話料も一般的には安くなりますので、固定電話を使い続けたい人も光回線を検討するといいと思います。特に遠距離電話をたくさんかける人は検討の余地があります。
3.無料のWi-Fiスポットがある場所に行かない
基本的にスマホは不定期にやってくる「システムのアップデート(更新)」をしないと正常に使い続けることはできません。
このアップデートは、少し知識がある人ならスマホの回線でもできますが、一般的にはWi-Fiがある場所で実行されます。
特に身近にWi-Fiスポットがない方で、スマホの設定に自信がない場合は、自宅に光回線があれば自動的にやってくれるので、アップデートをしないことで起こる「あれ?なんかスマホがおかしい!」という状態を回避できます。
光回線は、単体で契約すると月額6000円程度かかります。結構高額ですよね。そんなに払えない!と感じる方がほとんどだと思います。
でも実は、これを定価で契約している人はまずいないのです。
まず、光回線を契約すれば、通信は使い放題になりますから、自宅以外ではあまり通信をしない人は、スマホの契約を最低限まで下げても不便がないことがほとんどです。
最近のスマホは、3GB程度の通信が使える契約でも、2000円程度で通話かけ放題付きの契約がたくさんあります。
つまり、5000円のスマホの契約を2000円に下げることで3000円節約して6000円の光回線を契約すれば、実質は3000円余分に払うだけです。
固定電話を使い続ける人も同じように、光電話を使うことでいくら節約できるか計算してみて下さい。固定電話の方も1000円くらい安くなりそうなら、実質は2000円余分に支払うだけです。
さらに、ドコモのスマホを使っている人はドコモ系の、auのスマホを使っている人はau系の光回線事業者を選ぶと、スマホ料金に500円~1000円程度の割引が入ります。
夫婦2人暮らしの場合で簡単にシミュレーションしてみます。
光回線契約前 | 契約後 | 増減 | |
妻 スマホ料金 | 5000 | 2000 | △3000 |
夫 スマホ料金 | 3000 | 2000 | △1000 |
固定電話回線 | 3000 | 1500 | △1500 |
合 計 | 11000円 | 5500円 | 5500円の節約! |
スマホと同系列の光回線を契約することで、さらに500~1000の割引が入るわけですから、家全体のこれまでの通信料を変えずに光回線が契約できることになります。
そう!ポイントは、光回線の契約を考えるなら、まずは家全体の通信料の見直しをすることなのです。
光回線を利用するようになると、スマホのデータ残量を気にしたり、不安定な電波回線に悩まされることがなくなり、快適にYoutubeや家族とラインのビデオ電話を楽しめるようになりますよ。
皆さんも、家じゅうの通信料を見直して光回線の契約を検討してみませんか?