シニアの格安sim(スマホ) 選び方⑤中高年にお勧めMVNO7選

中高年におすすめのMVNO 7選

シニア向けに選んでありますが、若い方でもライトユーザーにはおすすめできるMVNOです。特に、最後におすすめトップ3も併記しましたので参考にしてくださいね。

こういう記事って、よくランキングで表されていますが、もともと最大手しかピックアップしていないので、あとは使う人のスタイルに合うかどうかだと思います。知らない会社もあると思いますが、経営母体が大手企業だったり大きな企業グループの傘下にあるようなところばかりですので安心してください。1位~7位ということではありません。

1.ポイント使い倒し生活密着型MVNO

楽天モバイル

スマホ同時購入を検討しているなら、機種の選択肢が多く、キャンペーンなどをよくやっているのが楽天モバイルです。

MVNOでは最大手ですし、楽天ショッピングを使う方は、楽天カードも申し込むとポイントがたまりやすくなります。たまったポイントを通信料に優先的に回す設定をすれば、ポイントを使い忘れることもなく、割安に運用できると思います。

楽天さんは他にも楽天銀行や楽天トラベル、保険などなど、いろんなことをしてますよね。こういった様々なサービスや買い物になるべく楽天を選ぶようにし、支払は楽天カードで、とまとめていくとポイントもよくたまり、結果、通信料も安くなります。

「楽天電話」アプリを使うことで、5分以内の通話は何度でもかけ放題、あまったデータは翌月に繰り越されます。無料通話が5分というのがシニアにはちょっとどうかな、とは思いますが・・・。

ただし、気を付けてほしいのが

・1GBなど、データ容量の小さい契約がないこと。

・スマホ本体が激安で買えるキャンペーンは、スーパーホーダイなどのセットプランのみ

・1年目は安いが2年目以降は高くなる、よくあるパターンに注意

他のMVNOにも、楽天モバイル同様、グループ会社と連携してグループ内の他のサービスが割引になったり、ポイントが合算できたりするところがありますので、よく利用するサービスがあれば、そこからMVNOを決めるのもいいと思います。

2.顧客満足度に自信あり!なぜかあったかいと感じるMVNO

mineo(マイネオ)

ここの特徴は、ドコモとauの両方を取り扱っていることと、フリータンクという制度です。

フリータンクは、データ使用量が余りそうだな、と思うユーザーはタンクの中にデータ量を寄付でき、しまった、今月は足りない、というユーザーはタンクから無料で貰うことができる仕組みです。これはありがたいです。

このフリータンク制度を当てにして予定より小さい容量で契約しても大丈夫だと思います。契約時以外にもキャンペーンで時々通信量をプレゼントしてくれたりしますので。

ここもマイネオ電話アプリを使うことで10分以内の通話はかけ放題になります。

3.通信速度はぴかいち!一番キャリアに近い雰囲気のMVNO

【UQモバイル】

とにかく通信速度が早い。ただし、他のMVNOに比べて料金は割高です。まだ現役で、少しでも通信費は抑えたいけど、昼休みと通勤時間帯こそネットを使いたい!という通信速度最重要視のライトユーザーには捨てがたい選択肢だと思います。また、どうしても格安スマホの不安が払拭できないけど、経済的に何とか安くしたい場合の妥協点にもなりそうです。

また、スマホも同時購入を考えている場合は、ミドルクラスのスマホがタダ同然!これは見逃せない。しかも直接UQモバイルに申し込まず、正規代理店経由で申し込むとキャッシュバックがあったりします。



通話できるプランは30分からの無料通話が付く「ぴったりプラン」か5分以内の通話が何度でもかけ放題の「おしゃべりプラン」から選ぶことになります。S、M、Lのプランがありますが、無料通話を増やすと自動的にデータ通信量も増えます。

気を付けていただきたいのは、CMでは大音量で「イチキュッパ」と言っていますが、二年目からは「ニッキュッパ」になります。

キャンペーンで、通常500円の増量オプションが2年間無料になるので、ぴったりプランSなら、無料通話は60分に、通信量も2年間は2GBになるのですが、ここはキャリアのように2年縛りがあります。2年縛りがあるということは、申し出がなければ自動更新するよってことなんですね。なので、通信量が元に戻るのではなく、無料だった500円が有料になる、という形になるはずです。不要であれば忘れずにオプションの解約をするか、最初からつけないことをおすすめします。

もちろん、キャリアのように更新月以外の時に解約すると高額の解約金がかかります。( ただし、国の指導が入り、各社2年縛りの見直しをしているようですので、なくなる可能性もあります)

でも家族で乗り換えると2回線目以降は500円引き!むむ、こうなると料金的にも他のMVNOと肩を並べるのか。

もう一つのメリットが、特別な通話アプリを使わなくてもいいこと。他のMVNOは、うっかり専用の無料アプリを使わず発信すると、20円/30秒かかっちゃいますから。

すごいメリットとデメリットが同居している感じで、なかなか悩ましいところです。

こういった見落としがちな細かい情報は、ココでもなるべくお伝えしようと思っていますが、皆さんも見落とさないよう、注意深くウェブサイトをチェックしたり、問い合わせたりしてくださいね。

4.業界最安値水準で顧客満足度も高い

【DMMモバイル】業界最安値水準(ディーエムエムモバイル)

無料通話は10分以内でかけ放題。

業界最安値水準で、プランが細かく無駄のない契約ができるので、情報通にも人気のMVNOです。
250円/月で、FB、LINE、ツイッター、メッセンジャー、インスタの通信量がカウントされないオプションもありますのでSNSで動画など容量の大きいデータをやり取りする方にもおすすめです。

家族と一緒に乗り換えをお考えなら、2~3人で分け合えるシェアプランが超お得!サイトも見やすくてGood!

5.SNS大好きな人にもおすすめ

LINEモバイル( ラインモバイル)

ラインをしなくてもライトユーザーには最安値水準の通信料です。

プランがシンプルでわかりやすいのも魅力です。2018年秋から、ソフトバンク回線の取り扱いも開始するようです。

もともと、若い人たちをターゲットにしていたようですが、このプランを見ると、電話も使いたい熟年ライトユーザーに使い勝手がいい感じです。

LINE、FB、インスタグラム、LINEミュージックでのデータ通信量がカウントされないプランがあるので、SNSで動画など容量の大きいデータをやり取りする方や、音楽大好きな方にもおすすめです。

6.業界最安値水準でショップも多い

イオンモバイル

イオンモールにショップがあるので、実店舗を当てにしている場合は行きやすいですね。

データプランが細かく、無駄のない契約ができるのもポイント高いです。

イオン電話アプリで10分以内の通話がかけ放題になります。

特に1GB~3GB程度しか使わないライトユーザーにはシェアプランもありますので、ご家族で乗り換え検討の方は要チェックです。au回線も選べます。

7.ソフトバンク回線を使うのなら一択だったけど・・・

Y!mobile(ワイモバイル)

実店舗が多く、サポートが受けやすいのが特徴です。

CMでは「ワンキュッパ」と声高に言っていますが、これも2年目から2980円になります。家族で乗り換えを検討中なら2回線目以降は500円割引になりますので、悪くないコスパですね。

ここも普通のMVNOではないので、通信速度は早いです。

もちろん、10分以内の通話、かけ放題です。それと、ほかのMVNOは忘れずに「無料通話アプリ」から発信しないと無料になりませんが、ココは、キャリアのように普通に電話できます。

良く分からない割引がいっぱいあるのもY!モバイルの特徴ですので、ウェブサイトを見ていて混乱して来たら迷わず問い合わせをすることをお勧めします。

また、1回線から法人契約もできますので、小さなご商売の方にもいいですね。法人契約でも10分以内の通話かけ放題は使えますよ。(ただし割引はないので月額2980円です)

b-モバイル(日本通信)

これまで1択だったソフトバンク系。老舗MVNOから、「990ジャストフィットSIM」が昨年発売。「本当に万が一のために持っているだけ」の利用頻度が少ない方にはお勧めです。1GBの通信量で、5分以内の通話かけ放題付きなら、月額1480円。最安値です。

もう一つ、ここのいいところは通信料が1GBを超えたら、低速になるのではなく、上のクラス2Gの料金(1980円)の請求が来ます。いわゆる「通信制限がかかる」状態を心配しながら使うストレスがありません。

無料通話の上限が5分というのも気になるし、通信速度が遅いなどの評判はありますが、まあ、データ通信をあまり使わない人には関係のない話です。ソフトバンクのスマホ(iphoneでも!)を持っていれば、間違いなくそのまま使えるので、スマホ購入の出費も抑えられます。

ただ、ここはスマホの販売がほぼないに等しいので、スマホデビューを兼ねている場合は、スマホ探しにも骨を折る必要があります。

トップ3・・・これを選べば間違いない

特にデータ使用量1~3GBのライトユーザーにおすすめなのは

イオンモバイル、DMMモバイル、LINEモバイル、マイネオです。

マイネオは最安水準ではないのですが、フリータンク制度があるので、一つ下のプランで契約してもいいと思いますし、3GBに限っては最安水準なので次点ということで入れました。

データ通信はほとんど考えていない場合は、LINEモバイル以外は低速や1GBより少ない契約もあるので、通話オプションを足しても都月々の支払いは2000円以内になるプランもあります。

また、中高年にとってのスマホは通話なしに考えられないと思うので、10分の無料通話オプションをつけることができる、通話できるプランでの比較です。契約時に、無料通話のオプションもセットで申し込むことで無料通話が使えるようになりますので、オプション代も足した金額で考えてください。

ただし、この選択はあくまで個人的なものですので参考にとどめて下さい。

以下に各社のプランを表にまとめましたので料金比較にご利用ください。大雑把にまとめましたので、細かい点は各社のウェブサイトを確認してください。

イオンモバイル

ドコモ・au

DMMモバイル LINEモバイル   マイネオ

ドコモ回線 (au)

低速・1GB以下 高速500MB

1130円

低速

1140円

高速500MB

1400円(1310円)

1GB 1280円 1260円 1200円 1500円(1410円)
2GB 1380円 1380円
3GB 1500円 1690円 1600円(1510円)
4GB 1580円
無料通話

オプション

850円 850円 880円 850円
オプション内容 10分以内の通話何度でも無料 10分以内の通話何度でも無料 10分以内の通話何度でも無料 10分以内の通話何度でも無料
その他 シェア音声プランあり SNSフリー

250円/月

1GB:LINEフリー

3GB:SNSフリー

フリータンク制度

家族割あり

有料訪問サポート

3GBで検討中であれば 以下の2つの回線事業者もおすすめです。

IIJmio(みおふぉん)

BIGLOBEモバイル

そんなにいっぱい並べないで~、と思うかもしれませんが、格安回線事業者は、よくキャンペーンをするのです。 少しでも安く契約するのなら、キャンペーンを活用する方がお得ですので、自分に合うキャンペーンがないか、チェックしてみてくださいね。

さて、大体どのMVNOにしようか決まってきましたか?次はいよいよ実務的な話になってきますよ。契約の流れや必要書類、契約の費用などです。

でも、迷い、悩むのはここまでです。実際の契約の流れが理解できたら後は手順に沿って粛々とコトを進めるだけですから。

では、契約の流れと具体的な話は、「シニアの格安sim(スマホ) 選び方⑥契約手順」でご確認ください。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする