年金生活者はクレジットカードを作れる?

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日本政府は、キャッシュレス推進の御旗を振りかざし、世界的に見て遅れているキャッシュレス決済の利用率を現在の倍以上にしたいらしいですね。

もちろん、キャッシュレス推進とは言っても、現金が使えなくなるわけではないので心配はいりません。

キャッシュレスにどんなメリットがあるかは、「現金支払いは損をする世の中になる?」で書いていますので、そちらを参考にしていただくとして、クレジットカードを作るとき、信用調査、されますよね? 年金以外の収入がない高齢者でも、クレジットカードが作れるの? これがダメだったら、キャッシュレス推進なんて、ちゃんちゃらおかしいですよね?

高齢者のお金の事情

高齢者になれば、一部の富裕層を除いて、微々たる年金と、コツコツ貯めた貯金を切り崩しながら生活することになりますよね? ポイントバックなどでお得なキャッシュレス決済は、ぜひ活用したいところ。最近の高齢者は、同居していなくても、「孫支援」の役割を担うのが普通になってきていますから、なおのことですよね。

でも、地方に行けば、まだまだ、クレジットカードやスマホ決済が利用できない店も多いし、私の周りにも、クレジットカードを持っていない高齢者は結構います。今月お金を使い切ってもまた来月お給料が入る世代ではないので、手元にないお金で買い物をするのには抵抗がありますからね。

年金生活者でもクレジットカードは作れるのか?

結論から言えば、作れます。もちろん、普通に信用調査はされるし、その基準まではわかりませんが、つい最近、クレジットカードを作りたいという叔母に、近くのショッピングセンター系列のクレジットカードを申し込みました。

心配だったので、先に問合せしたのですが、年金であっても、定期的な収入があるのなら大丈夫だと言われました。もちろん、他にも信用調査があるので、それ以外の点で審査が通らない場合もある、とは言われたけどね。

叔母いわく、そのショッピングセンターに行くたびに、「土日は○○カードのお支払いで全品5%オフ」とか、たまたま欲しい商品に、「○○カードご利用で10%オフ」なんてカードがついているのを目にするたびに、○○カードってどこで手に入るのだろう、と思っていたそうです。

クレジットカードのことは知っている!

クレジットカードのことは、結構な高齢者でも知っています。ただ、年会費があるとかないとか、どのクレジットカードが自分には向いているとかがさっぱりわからない、というケースは確かに多いかもしれません。もう一つは、テレビなどでカードの悪用事件の報道を目にすることも多いので、そんな魔法のカードを持ち歩くことの不安でしょうか。年会費無料のカードがどこで作れるかわからない、という声も聞いたことがあります。「クレジットカード屋さん」ってないですもんね。

迷ったらやめる。 人生経験豊富な高齢者のほとんどが行きつく結論です。

でも、みんな持っているし、大丈夫なんだろうな、欲しいな、と感じている高齢者は結構いるんですね。誰かが後押しし、わかりやすく解説してくれれば、欲しいんですよね。



クレジットカードの安全性

実は、クレジットカードって、結構安全なんですよ。なぜなら、最後の最後には「保険」が効きますから。盗まれ、悪用されたときの救済策があるんです。

ただし、カード裏の署名欄に署名がないと保障してもらえませんから、裏面には、忘れず署名をしておきましょうね!

もちろん、スマホなどにカード情報を入れる場合は、スマホ自体をパスワードで守ったり、クレジットカード情報を入れたアプリをパスワードで保護したりすることも忘れないように!ここは、流してはいけないところなので、わからない場合は若い人に聞きましょうね!

まとめ

今後押し寄せる(高齢者感覚ですよ)キャッシュレスの波に、いろいろ検討した結果、まずはクレジットカードを作ろうか、と考える高齢者が増えているようです。いくら便利と言われても、スマホ決済やプリペイドカードは、歴史が浅いし、「お金をチャージする」「銀行口座と紐づける」など、わかりにくい点が多いのに比べ、クレジットカードは歴史が長い分、認知度も高く、「申込用紙を書いて送るだけ」という印象もわかりやすい。もちろん、自宅にいながら、ネットでの申し込みも簡単です。使うときもカードを出すだけだしね。

これまでは、高額な読み取り機が必要だったため、クレジットカードが利用できない小規模店も多かったのですが、安価な読み取り機や国の補助金が出始めていますので、今後は利用できる店舗もどんどん増えると思います。

迷っている人は、そろそろデビューしてもいいかもしれませんね。

「シニアのクレジットカード事情」で、どんなクレジットカードを選べばいいか、書いていますので、迷っている場合は、参考にしてみて下さい。

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