アクティブシニアこそ仮想通貨を始めよう!③どの取引所がいい?

仮想通貨を始めてみたい、と思った時、最初にいろいろ調べると思うのですが、実は「どんな仮想通貨があるのかな」・・・と調べ始めると、知らない言葉や、ちょっと角度の違う投資の話なども一緒に書いてあったりして、脳みそがカオス状態になります。で、こんなわけがわからんもの、自分には無理だ、と思ってやめてしまいます。なので・・・

細かいことはいろいろ調べず、とにかく仮想通貨の取引所に口座を作る!

これが心折れない最善策です。

難関突破の前に、難しい話を聞いちゃうと、余計に壁が高く見えて、意欲が失せるからです。

調べるのは口座を作ってからで十分! 口座を作ってしまうと迷いが消えて、ちゃんと購入にたどり着けると思います。

でも、難関とはいえ、ネットのショッピングサイトにアカウントを作るのと同程度ですよ。それにプラスして、身分証明書の写真を送らないといけないのが面倒なくらいです。

取引所は、仮想通貨の売買や送金をするところで、何十社もあることだけ理解しておけばいいと思います。

そもそも仮想通貨が今一つ飲み込めていない場合は「アクティブシニアこそ仮想通貨を始めよう!①仮想通貨ってなに?」「アクティブシニアこそ仮想通貨を始めよう!②今買うべき?」をご覧になり、仮想通貨について、ざっくりとした知識を持っておけば大丈夫です。

仮想通貨を買う人は、みんな複数の取引所に口座を持ってる

そう、仮想通貨を購入している人は、普通複数の取引所に口座を持っています。つまり、初心者の方が取引所に口座を作る場合、「最初に口座を作るのがどこか」程度なんで、あまりいろいろ考えなくていいみたいですよ。

仮想通貨の取引所は、取引所によってそれぞれ扱っている通貨が違います。ビットコインはどこでも購入できるけど、その他の「アルトコイン」と呼ばれる後発コインや、ビットコインなどから枝分かれした派生コイン(と、表現していいのかな?)は、取引所によって取り扱っているコインが違います。

複数の取引所に口座さえ持っていれば、「急上昇確実!欲しい!」と思うコインが出た時、速攻で購入できます。なので、知識がついてくると、できるだけたくさんの銘柄をいつでも購入できる状態にするために、複数の取引所に口座を持つことになるようです。

でも、コインの銘柄の選択は本当に迷います。初心者が、先にこちらに取り掛かると、いつまでたっても口座開設にたどり着けなくなりますよ。

先に取引所を決めると、一つの取引所における取り扱いコインは数種類程度なので、選択範囲がぐっと狭まって選びやすくなります。

最初から購入したいコインが決まっている場合は、取り扱いがある取引所に口座を作ればいいのですが。

私は、近くに仮想通貨をしている先輩がいるので、お勧めに従い、最初の一つはZaif(ザイフ)に作りました。 ちなみに他にお勧めされたのが、bitFlyer (ビットフライヤー)とCoincheck (コインチェック)でしたが、この二つは新規口座開設が一時停止中なので他にないか聞いたところ、【GMOコイン】や【ビットポイント】、【DMM Bitcoin】、【QUOINEX】(コインエクスチェンジ)などを教えてくれました。あと、海外の取引所を二つばかり。

※Zaifは「フィスコ仮想通貨取引所」に権利を譲渡しました。なので、現在、新たにZaifに口座を開設することはできません。

初心者はざっくりと「金融庁の認可」がある取引所を選ぶ

先輩が勧めてくれた取引所のうち、コインチェックだけは認可がありません。申請中になっていました。

そもそも「仮想通貨」をどう取り扱えばいいか、国会で審議されている段階じゃありませんでした? なので、ここはざっくりと、とりあえず金融庁の認可があるところで、というくらいしか・・・。 あとは取引量と、取り扱い銘柄の数が多い方がいい。 これ以上言われると混乱して選べなくなるので、初めはこんな感じのざっくりとした選び方で十分なようです。

今回、最初に勧められたのがZaif、bitFlyer、Coincheckの3つだったので、とにかく口座が作れるZaifを迷わず選択しました。金融庁の認可があり、取引量も多いし、まあまあな数の銘柄もある。

先ごろ、多くの取引所に「業務改善命令」が出され、国が厳しく規制し始めましたが、これは日本だけじゃないんですね。いろんな国で、この新しい業界の健全化を目指している流れがあるようです。

日本でも、セキュリティが一番固いと評判の「ビットフライヤー」や、「コインチェック」といった結構メジャーなところが、業務改善命令により新規口座開設ができない状態になっています。

ただ、これは、詐欺をしていたとかそういうことではなく、これまで何の規制もなかった「仮想通貨」の取引という新しい業界に、一定のルールができる過程で、どうしても起こることなので、そんなに気にすることはないみたいですよ。まあ、コインチェックは大量の仮想通貨を盗まれたりしてますし、多少甘いところもあったのでしょうが。 今回の場合、規制により悪徳業者を駆逐する、というより、業界を信頼できる体制にしていきたい国の意図を感じます。FXが始まったばかりの時と似た雰囲気だと思うのです。

銀行のように申し込みと同時に口座ができるわけではない

口座開設の申し込みをしてから、住所確認のためにはがきが郵送されてくるまで、最低数日待つ必要があります。送られてきたはがきにあるコードを入力して、初めて口座が開設され、実際の取引が可能になります。はがきを待つ間に、どの銘柄がいいか、仮想通貨で何をしたいのかを勉強すれば、二つ目の口座はどの取引所で作るか決まってくると思います。

これも、とにかく先に口座開設!と言う理由です。

口座開設にお金はいりませんから、「とにかく口座を作る」のが一番最初にすることなんです。作った後で、評判が良くないとわかったら、そこでは取引をしないようにすればいいですもんね。無駄になるのは口座開設の労力だけです。これだって、次の口座を作るときの練習にはなるわけですから、全くの無駄ということはありません。

私自身は、新しい時代に対応していくために、とにかく新しい仕組みを試すのが目的なので、授業料と思って失っても惜しくない程度購入するつもりでした。なので、わりとさらりと決められました。がっつり儲けたい、と肩に力が入ると、迷いすぎて決められなくなると思うので、「噂の仮想通貨、ちょっと体験してみんべ~」というくらいの気持ちでちょうどいいかもしれませんよ。

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