シニアの海外旅行準備 ー 書類編

海外旅行って、行きたいけど、面倒なんだよね~。と思っているシニアは多いと思います。自分もプレシニアですので・・・(^_^;)

1. パスポートを取る(ビザは必要?)

2. 広い空港で目的の飛行機に乗れるか?

3. 出入国審査

4. 英語、しゃべれないんだけど・・・

気持ちがどんよりするポイントは、この4つではないでしょうか?

一言でいえば、「案ずるよりも産むがやすし」ということなんですが、ポイントを押さえておかないと、憧れの日本脱出に踏み切れませんよね。

1. パスポート取得の不安

そもそもパスポートがないと、航空券が買えません! なので、海外旅行を決めたら、行先よりなにより、一番先に準備するのがパスポートです。持っている人も残存期間を確認しておいてください。国によって期間は違いますが、残りわずかだと入国させてもらえませんよ。残存期間が渡航予定日から半年以内しかない場合は、取り直す方が無難です。ご注意を!

パスポートを取るのは、日本での話なので、大丈夫! 少し面倒ですが、難しいことはありません。旅行を申し込む旅行代理店や市役所などで、どうしたらいいかは丁寧に教えてくれます。渡航先によってはビザの申請が必要になることもあります。ネットでツアーに申し込むと、こういった書類の準備を自分で調べ、整えなければなりません。 でも、旅行代理店の窓口で申し込めば、手取り足取り教えてくれます。

パスポートが取れないと話が始まらないので、どうしても不安な方は、少し旅行代金が割高になっても実店舗がある旅行会社でツアーの予約をするのも賢い選択かもしれません。

申請から取得までおおむね1週間程度かかり、料金は5年が11000円、10年が16000円です。

ただし、戸籍謄本(抄本)が必要になるので、本籍が遠い場合は謄本を取り寄せる時間が余計にかかります。

また、ビザは不要な国が増えていますが、渡航先によっては短期間の観光でも必要な国がありますので、旅行代理店などで取得方法と併せて確認しましょうね。もちろん、ネット検索ができるのであれば、取得の方法まで、ばっちり情報収集ができるはずです!

2. 広い空港への不安

これは、「大丈夫」としか言いようがありません。 私自身、大変な方向音痴ですが、「早めに到着」を心掛けるだけで、これまでどこに行ってもどうにかなっています。 空港って、外国人だらけの場所ですので、その国の言葉がわからなくても理解できるよう、表示はピクトラムと言われる簡単な絵による表示が多く(トイレマークなど)、わかりやすく丁寧です。看板を見ながら進めば、目的地にたどり着けます。

飛行機に乗るときの空港での流れは、①チェックインカウンターで航空券を出して、チェックインし、荷物を預ける②搭乗するゲートに向かう 実はこれだけです。チェックイン後、搭乗口を目指していれば、必ずセキュリティチェックや税関を通るようになっています。 え、身体検査が先だっけ? イミグレーションが先だっけ??と悩む必要はありません。

心配であれば、現地のガイドブックを1冊持って行けば、空港内の案内図や機内での出入国カードの書き方まで載っています。

飛行機を降りるときはもっと簡単です。一緒に降りた人たちの、後について行けばいいだけです。 ただし、出入国カードは飛行機の中でも配られるので、もらって書いておき、みんなに置いて行かれないようにしましょう(^-^)

3. 出入国審査(イミグレーション)

英語、ですね。ふふふ。頑張りましょう。 聞かれることは大体決まっています。 何の目的で来たのか、どこに泊まるか、何日滞在するのか、などです。 ガイドブックを読んで練習しておけば大丈夫です。

海外に住んでいたころ、当時60代だった両親が遊びに来ました。 全く英語が話せないのに、どうやってイミグレーションを通ったのかさっぱりわかりませんが、ちゃんと通過して来ましたよ。びっくりです。 ポイントは、どう上手に答えるかより、パスポートや挙動に不審がないかを見られているってことですよね。

私の友人はサイトシーイング(観光)という単語がどうしても覚えられず「斉藤しんクン」と覚え、イミグレでも「斉藤しんクン」と言って通っていましたよ。

なので、やましいところがなければ、基本の質問さえ練習しておいたら十分ですよ。

4. 英語が喋れないんだけど・・・

これも心配に及びません。 これが伝わらないと困る!!と思えば、不思議なものでボディランゲージと怪しい単語の羅列でも結構伝わるものです。 日本に来て、英語で貫くアメリカ人とかいるでしょう? 要は度胸だけなんですね。 あとは、伝わらなかったら、英語力なしでも楽しめるところだけ楽しめばいいや、と開き直ることでしょうか?

韓国に行ったとき、友人と一緒に気まぐれで入った地元の食堂で、全然英語が通じなかったことがあります。韓国語はわかりません。メニューに写真がないから、さて困った。で、値段や位置で検討をつけて適当に頼んだら、まずくて全然食べれないものもあったんですよね。「それは食えないと思ったよ」って顔で、店のみんなも笑っていました。手を付けていないところは他のお客さんにあげましたが、そのお客さんが他のものを勧めてくれ、それがとてもおいしかったのが今でも忘れられません。あとで調べたら、臓物専門の食堂でした。あはは。言葉が通じないといろんなことがあります。

基本的な困りごとを聞くための英語は、ガイドブックにも載っているので、指で差し示してもいいし、スマホの翻訳機能も結構使えるみたいですよ。あとは言葉の壁を楽しみましょう。それでも不安な場合は、最近では、スマホぐらいのサイズの自動翻訳機も、2万円位から売っていますよ。

なんだよ、結局どの項目も「心配ない」「要は度胸」ってこと?なんのアドバイスにもなってない!・・・と怒る方もいるかもしれませんが、本当にそうなんですもの。 微に入り細を穿った記事を書いてもいいですが、それを聞いてどうします? 頭の中に叩き込んでいきますか? コピーを取って、1冊にして持って行く?

最近のガイドブックは細かい情報まで、本当に親切に書いてあります。なので、それを1冊持って行ったら大丈夫です。

ここでは、準備段階の情報収集として、ご自身が海外に行けそうかどうかをイメージできればいいと思っているんですね。 そして「行きたい」と思う健康な方なら、誰でも行けるんですよ、本当に。

特にシニアの方は、渡航日が近づくにつれ、不安になることって多いみたいですが、帰ってきたら、みんな同じことを言います。「すごく楽しかった、また行きたい!」

なので、迷っている方がいたら、背中を押したいと思って書いたんだけど、、、不安をあおっちゃいましたかね?

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